備前の伝統野菜「鶴海なす」

 

日本には、古くからその土地で作られ続けている伝統野菜があります。

ここ備前の地にも、「鶴海なす」という伝統野菜が備前市鶴海地区を中心に古くから栽培されており、近隣に出荷され、親しまれていました。果肉が柔らかく、味は絶品ということです。

しかし、その後見栄えが良く、多産性の品種が多く産みだされ、輸送網の発達とともに他産種に置き替えられることで出荷量が激減してしまいました。

今ではごく限られた農家でしか作られておらず、希少な品種となっています。

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今回、鶴海なす保存会の方のご協力をいただき、5月11日に、中学部農耕班の生徒が農耕班の畑に苗の定植を行いました。

当日は、保存会の松尾さんに来ていただきました。

鶴海なすの説明をしていただき、定植の仕方を手を取って教えてくださいました。

まずはポットを並べて、植える間隔を決めます。

次にマルチに穴を開けます。いつもより大きなポットなので、大きな穴を開けました。

穴が開いたら、中の土を取り除き、ポットから苗を取り出して植えていきます。

当日はテレビと新聞の取材がありました。

最後に水やりをして終了です。

取材対応も頑張りました!

美味しくて貴重ななすがたくさんできるよう、手入れをして大事に育てていきたいです。