
今日のくだものは「ハッサク(八朔・はっさく)」です。ハッサクは日本が原産のみかんです。江戸時代末期に広島県因島市田熊町の浄土寺で原木が発見されたそうです。主な産地は西日本各地で、平成22年産の生産量でみると、和歌山県が全国の68%を生産し、ダントツです。次に、広島県、愛媛県、徳島県などが続きます。「八朔」とは、旧暦の8月1日のことで、昔は毎年その時期から食べられるようになることからこの名が付いたとされていますが、今ではさすがにそんな真夏には食べられません。もっともおいしく食べられる旬は2月から3月で、まさに今です。